ベトナム南部19省で社会隔離(ロックダウン)が14日延長になったニュースが流れてきました。
7月31日以降、社会的隔離措置が解除されるまで、当局が許可した場合を除いて市民・省民は自宅から外出してはならない。
対象となる19省・市は、◇ホーチミン市、◇東南部地方ビンズオン省、◇同ドンナイ省、◇南部メコンデルタ地方カントー市、◇東南部地方ビンフオック省、◇同タイニン省、◇同バリア・ブンタウ省、◇南部メコンデルタ地方ティエンザン省、◇同ロンアン省、◇同ビンロン省、◇同ドンタップ省、◇同ベンチェ省、◇同ハウザン省、◇同アンザン省、◇同バクリエウ省、◇同ソクチャン省、◇同チャビン省、◇同カマウ省、◇同キエンザン省。
これに先立つ7月19日午前0時より、既に同措置を適用していたホーチミン市、ビンズオン省、ドンナイ省に加え、他の南部16省・市でも首相指示第16号に沿った社会的隔離措置が適用されている。期間は14日間。
VIETJOベトナムニュースより引用
8月2日までだったのが更に14日延長。
ロックダウンをして収まるどころか日増しに増えていく感染者。
工場隔離などでPCR検査の機会が増え、今までいた隠れ感染者があぶりだされたから人数が増えているとの理由も聞きます。
私の職場の工場も当初15日間の自主工場隔離が、延長延長で今日でまる4週間。
省がロックダウンの指令を出したということで、必然的に工場隔離も2週間延長になるだろう。
外の世界では、解除されるまで昼夜問わず外出禁止の指令も出されているので、ますます生活が不便になります。ネットショップを利用しようとしても、AEONはしばらくオンライン注文の休止。Shoppeで食材の買い物をしようとしても配達納期が2~22日と出ます。つまりいつ届くのかわかりません。LAZADAでは、お目当てのものが私が隔離生活を過ごしている工場は配達地域外と出てきて買い物すらできません。
工場隔離生活が解除されても、町のロックダウンが解除されない限りは食材を買いに行くこともままなりません。工場で隔離生活を過ごしている方が、食べるものに困らないからまだましか…
ただ、プライベートのない生活はかなりしんどいです。仕事環境から解放されることがありません。
職場では約520人の従業員がこの隔離生活を送っています。私はひとりで会議室を寝泊まりの場に提供してもらっているので恵まれています。ほとんどの人たちが一つの部屋に数人で、または工場の広いフロアにマットと蚊帳のテントを並べて数十人で過ごしています。
ベトナムの人たちの忍耐力には頭が下がります。
東京オリンピック開催中の日本では、再び緊急事態宣言がだされるとか。
しかし、日本では工場隔離なんてまず無理だろう。
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