【娘の中学校入学式】
2016/04/09
【娘の中学校入学式】(2016.04.06)
早いもので、次女も中学生。
お姉ちゃんのおさがりやけど、セーラー服に袖をとおした娘。
急にお姉さんになったみたい。
照れくさいのか写真を撮られるのを嫌がる娘を、老後の楽しみだからと説得し数枚撮影。
午後からの入学式に参列。
長女が通い、そして息子が卒業してから3年ぶりの中学校。
少し懐かしい。
校門の桜もちょうど満開。
入学式で入場する娘の姿を見ながら、子の成長を感じ、
その娘の保育園の入園式で、“若っ♡”と見ていたお母さん方に時の流れを感じ(自分のことは棚に上げ)、
男子の詰襟の学生服姿に、自分が中学校入学の頃を思い出していた。
学ランにも特異な美意識もあった頃。
袖のボタンの数や、ウェストの絞り具合、襟が何センチだの、裾が長いだの短いだの、ズボンの太さがどうのとか、タックが何本はいてるとか、“ツッパリ”御用達の学ラン屋さんが商店街に1軒あったなぁ。
加藤優がシュプレヒコールの波とともに、警察に補導された2年後に中学に入学だから、かなり緊張していた記憶が。
入学すると、同級生にも先輩にも見るからにケンカの強そうなのがいて、どこそこの中学とは仲がいいとか悪いとか、縄張りみたいのもあったり、よその校区に入るとやたらメンチを切られたり、繁華街に出るとカツアゲにあうリスクもあったり。
今から考えたら、半径数キロの小さい世界で何をやっていたんだか。
上の娘や息子の中学生活で、そんな事を聞かなかった。
無免許で15の夜をする子は時々はいるけど、忍び込んで校舎の窓ガラスを割るヤツは今はおらんなぁ。
いつ頃から、ビーバップハイスクールのような風習がなくなったんやろ。
ツッパリといえば、今は便利なアイデアグッズやし。
あれから34年。
いろんな思い出が巡る中、入学式に来てくれたお袋の姿が目に浮かぶ。
今の自分より10歳も若いお母ちゃんやったことに気づき、すごく驚いた。
これから多感な時期をむかる娘には、楽しい中学校生活をすごしてほしい。
懐かしい校庭。